
私たち京都市水道労働組合は、1946年1月26日に結成され、78年以上の歴史を刻んできました。
現在(2024年8月時点)、京都市上下水道局で働く約1,000人の仲間が加入しています。
近年、メールやLINEなどのツールの普及により、私たちのコミュニケーションの形は多様化しています。こうした変化に伴い、労働組合の在り方も進化しており、私たちも固定観念にとらわれることなく、新たな対話の方法を模索し続けています。
労働組合として、組合員の生活向上と公正な社会の実現に貢献するため、仲間とともに力を合わせ、活動を続けてまいります。
労働組合について
労働組合は労働者が団結して、賃金や労働時間などの労働条件の改善を図るためにつくる団体で、労働基本権(団結権、団体交渉権、団体行動権)の元で活動しています。ただし公務員の労働組合はその地位の特殊性と職務の公共性に鑑みて団体行動権は法律によって禁止されています。
綱領
一、 我等は 強固なる団結の下に全組織労働者の統一を以て生活権確立のため闘う
一、 我等は 上下水道事業の民主化を推進し以て公共の福祉のために闘う
一、 我等は 民主主義を基盤とせる日本の平和と完全な独立のため戦争に反対し一切の反動勢力打倒のため闘う
組合概要

組合の基本情報
名称:京都市上下水道労働組合(京水労)
所属:全日本水道労働組合(全水道)・日本労働組合総連合会京都府連合会(連合京都)
対象:京都市上下水道局で働く職員
目的:組合員の労働条件の向上、職場環境の改善、公営水道・下水道事業の堅持
主な活動内容
① 労働条件の向上と職場環境の改善
賃金・労働時間・福利厚生の改善を目指した労使交渉
安全衛生対策の強化、ハラスメントの防止
② 公共サービスの維持と市民への貢献
上下水道事業の公営堅持を推進し、民営化の動きを監視
水道・下水道サービスの向上を目指す政策提言
③ 組合員のネットワーク強化と学習活動
労働法や社会保障制度に関する研修・勉強会の開催
若手職員向けの学習会や交流イベントの実施
④ 社会貢献・平和活動への参加
環境保全活動(河川清掃・水源保護)
平和運動・人権擁護活動への参画(沖縄平和行進・解放共闘)
関連団体
全日本水道労働組合(全水道)
全日本水道労働組合(略称:全水道)は、1951年11月17日に結成された労働組合で、水 道・下水道・ガス事業等に関わる地方公営企業、民間企業に働く労働者が集い、組合員の生 活や権利、平和と民主主義、水環境をはじめとした環境問題に取り組んでいます。 現在、国内に8ブロックの地方本部(地本)を置き、全国各地121の単位組合(単組)で構成して日々活動をしています。
近畿東海地方本部(近東)
近畿東海地方本部(略称:近東) は、近畿地方と東海地方の自治体に属する水道・下水道・環境関連の労働組合が加盟する地域組織です。近東は、各自治体の水道労働者が抱える課題の解決を目指し、地域ごとの特性を考慮しながら団結し、労働条件の向上や職場環境の改善、公営水道の維持・発展を推進しています。
日本労働組合総連合会京都府連合会(連合京都)
日本労働組合総連合会京都府連合会(略称:連合京都) は、京都府内の労働組合が結集した地域組織であり、日本労働組合総連合会(連合)の地方組織の一つです。京都で働くすべての労働者が安心して働ける社会を目指し、労働条件の向上、雇用の安定、社会的公正の実現に向けた活動を展開しています。
京都市職員労働組合連合会(市労連)
京都市職員労働組合連合会(略称:市労連) は、京都市役所で働く職員の労働条件の向上と、公務サービスの質の向上を目指して活動する労働組合です。市労連は、京都市内のさまざまな職場で働く公務員が団結し、安心して働ける職場環境の整備、市民に対する良質な公共サービスの提供を支えるために取り組んでいます。
京都市上下水道職員退職者協議会(水退協)
京都市上下水道職員退職者協議会(略称:水退協) は、京都市の上下水道事業に従事した退職職員によって組織される協議会です。長年にわたり市民の生活を支えてきた上下水道職員が、退職後も交流を深め、社会貢献活動や福祉向上に取り組むことを目的としています。
平和フォーラム
平和フォーラム(フォーラム平和・人権・環境) は、日本国内外の平和・人権・環境問題に取り組む市民団体や労働組合が結集し、共に行動するためのネットワーク組織です。核兵器の廃絶、憲法の擁護、人権の尊重、環境保護を柱とし、社会の持続可能な発展と平和の実現を目指しています。
解放共闘
部落解放共闘会議(略称:解放共闘) は、被差別部落の歴史的な差別の解消と、人権が尊重される社会の実現を目指す運動体です。労働組合、市民団体、教育機関などが連携し、あらゆる差別をなくし、平等で公正な社会を築くために活動を行っています。